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マーケティングから見た花屋-第4回 価格について

価格は商売において難しい命題のひとつであるが、基本的な価格の出し方はどうなのでしょうか。

経済学上、需要と供給のバランスで価格が決まるとされています。需要が高ければ、高い価格で販売しても買い手がつくし、需要が低ければ、低い価格でないと売ることは難しい。それは単なる物売りでもサービスでも基本は同じです。
とはいえ、そこは商売の世界。慈善事業でなければ、儲けることが自由経済の根本です。

花屋さんの場合のコストを考えて見ましょう。

コストは仕入れ、仕入れるための経費(車代、ガソリン代)、お店を維持する経費と固定資産(キーパーやパソコンなど)、人件費です。ほかに細かいことをいうと広告の費用やラッピングペーパーや紙袋、オアシスなど資材があります。
また、お花は生ものです。いつまで売れないで残ってしますと腐ります。つまり、そこにはロス率があります。

そのあたりから、いくら儲けたいかをプラスして、価格が決まります。ただ、その価格が市場を反映しているかどうかはわかりません。

市場価格から考えた場合、コストは後回しです。いろんな花屋さん(リアル店舗やインターネット店舗など)を調査して、自分の作った花束、アレンジ、鉢物がいくらするか決める方法です。

少なくとも1度は両方から考えてみたほうがよいでしょう。

お花屋さんの場合商品には大きく分けて2つあります。

  • 仕入れたものをそのまま売る無加工商品
  • 仕入れたものを花束、アレンジにして売る加工品

無加工商品は仕入れにあら利を付して、値段をつけたら終わりです。
加工商品はそこに技術+資材価格が入りますので、価格は自由です。お客さんが満足する価格であれば、いくらでもよいと思います。「5000円で花束作って」というリクエストはよくある話です。つまり、加工商品のほうが粗利が多いというのはわかりますよね。そのほうが利益率が高い。利益率が高いものを多く売ると儲けが増えます。

薄利多売に徹するか、その逆を狙っていくかはお店のコンセプトにもかかっています。スーパーやコンビニでは薄利多売ビジネスしかできませんが、専門店ではどちらでも可能です。

将来的に生き残るのはどちらか、または、自分でお店をもつでのあれば、どちらがいいのかよく考えて価格との戦いをしていきましょう。日本経済も時々刻々と変わっていきます。一度決め方からといって固執せずに新しい考え方、市場の動向など気にしながら。

しかし、昔は花屋さんは8割が利益だといわれた時期もあるそうですが、今はありえないでしょうね。

(2003/12/9)

第5回 マーケティングとは

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