最近、携帯が騒がしい。
TVつきのボーダーフォン、FMラジオ付のAU、2004年2月発売のFoma900シリーズ。
単なる情報を得る手段としてはどんどん発達していくだろう。しかしながら、これを花の商売に生かすことはできないだろうか?
Fomaが発売される前に携帯には携帯のコンテンツ作りがあるはずだと思って、リッチなコンテンツを携帯で提供するサービスを考えていたことがあるが、DocomoのFoma戦略は見事に失敗し、僕の考えていたサービスは実現されることがなかった。それでもリッチなコンテンツを提供しようとして先手を取るために多くのコンテンツプロバイダーたちが挑んだ。今では着メロ、着唄、写真メール、動画メール、ゲームなどが提供されている。ほぼ直接的でパーソナルな個人利用コンテンツである。コンテンツ売りは携帯サービスではとても売りやすいということがわかる。まあ、そのあたりはコンテンツが多いわけですが。。
携帯で商品を販売することに向いているのであろうか。答えはYesである。なぜなら、携帯のメールに商品の紹介メールが届くと多くの人はメールを開く。メールにはURLがのっているので暇に任せて、クリックする。その商品がCDや書籍、または家庭用ゲームソフトのようなものであれば、携帯でも注文するだろう。なぜなら、それらの商品は好きなアーティスト、好きな作家、好きなメーカー、タイトルのものを買うことがおおいからだ。ブランド品、化粧品も売れるようである。リピート商品や店舗で見たものを購入するのだ。
さて、花はどうなのだろう。
花を買う人は「自分のため」よりも「人のために」に買うことが多い。他人にあげる時にはよいものをあげたいと思うから、普段よりも気を使う。商品を吟味する必要があるのだ。どちからというと、自分の目で見て、よいものを選んであげたい。この時点で携帯は大きいハンディキャップがある。画面は小さいし、画像も粗い。なおかつ入力も面倒だ。
それでは本当に売れないのだろうか。
現在、Docomoのiモードサイトのメニューリストには花屋が5件ある。商品の見つけ方、画像の表示の方法、注文の方法など、それぞれ違う。よく考えられているところもあり、あまり、考慮されていないところもある。注文までの道すじがわかりやすく操作しやすければと思う部分もある。
多分、その方法を見つけられたら、独り占めかもしれない^^
(2003/12/22)