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■ 「アクセスログ見てますか?」
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□■□□■□ 〜スーパーフローリストへの道(SEO編)4〜
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こんにちは、「びわのお花屋さん研究所」の友重(ともしげ)です。
もう僕の担当も4回目なりました。
GWも近いですね。
花屋のみなさんは母の日でお忙しいところでしょうか?
そういえば、花大好きどっとこむ主催のオフ会が4/24にあるんですよね。
僕も参加するつもりです。
よかったら、みなさんもいかがですか?
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■「アクセスログ見てますか?」
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今回の話は「アクセスログ見てますか?」です。
「アクセスログって何?」という人はいませんよね?
アクセスログとは、Webサイト(ホームページ)の中で、
どのページがどのくらい見られているか、
どんな時間に、どのようなキーワードで検索をしているか
使っているブラウザ、OSなどを記録しているものです。
○なぜ、アクセスログが重要か?
商品が売れる、売れないの前にどのくらいの人が見に来ているか
がわからないとどんなによいホームページを作っても
意味がありません。
トップページにはアクセスがたくさんあるのに、
注文にいたらないことがわかれば、
たとえば、注文方法がわかりにくいのかもしれないし、
商品までたどり着いていないかもしれません。
どんな商品に人気があるのか、
どんな内容のページに人気があるのか
そんなことさえわからなければ、対策の立てようがありませんよね。
闇雲にホームページを直しても意味がありません。
○アクセスログには2つある?
アクセスログには実は2つあります。
1.ホームページを置いているWebサーバが取るアクセスログ
2.ホームページを見に来たときにJavascriptで取るアクセスログ
ちょっと難しい話ですが、
アクセスログ解析のサービスを利用する場合、
どちらの方法で取るかによって
解析できる結果(収集できる情報の種類)が違うことがあります。
1.はブラウザから見なくてもカウントがされます。
その代表はGoogleなどの検索エンジンロボットエージェントです。
通称「ロボット」は検索のためのインデックス収集のために
ページを巡回します。
ロボットたちは自分たちがあたかもブラウザのようなフリをして、
Webサーバにアクセスしますので、記録が残されます。
そのため、アクセスもカウントがされるのです。
2.はブラウザから見たときにカウントがされます。
Javascriptで収集する方法を取っていますので、
ブラウザの種類や設定によってはカウントがされません。
(Javascript非対応のブラウザやJavaccriptを無効の設定にしている)
そのため、正確な情報が取れないことがあります。
いずれにせよ、例外は少ないので、傾向をつかむ意味でも
ぜひ、アクセスログを取ることは必要です。
両方とも取って見るとよくわかりますが、有料の場合も
少なくないので、どちらか一方でもかまいません。
○広告の費用対効果にも
Webに広告を掲載した場合、アクセスログをとっていないと
効果が出たかどうか判断できません。
どのページからきたとか、
アクセスが増えたとかわからなければ、
今後広告を続けていくべきかどうかわからないからです。
メールマガジンを始めたら、どうなったとか、
あるところにリンクしたらどうなったとか、
集客の意味ではとても重要です。
○人気のページを知る
商品の売れ筋を知るようにどのページがアクセスが多いのか
を知ることで、アクセスの多いページにいろんな仕掛けをする。
他のページにアクセスが多くなるようにメニューやサイトマップを
変更するなどいろいろと考える必要があります。
アクセスログも取らずに「このページだけは外すことはできない」と
独りよがりになったところで、意味がありません。
現実を知る意味でもアクセスログは見る必要があります。
今回はアクセスログを見てますかということで書きました。
意外とみなさん、きちんと取っている人は少ないです。
これを期に見直してください。
今日はこの辺で。
■ びわの日記から http://blog.melma.com/00112278/
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(2004/3/24)
写真家の浅井慎平さんが言っていました。
「別にカメラが好きなわけじゃないんだよね。
写真が好きなんだ」
なるほどです。
僕はWebディレクタです。
別にパソコンが好きなわけじゃないですね、確かに。
でもホームページは好きです。
人が自由に表現できる場所。
なんとか売上を伸ばそうとがんばる場所。
そんな場所を一緒に作ることが好きです。
僕はIT業界は長いので、よくパソコンのことを聞かれます。
それは道具として正しく使おうと思っているだけです。
花は好きですか?
でも花を作ることだけじゃ本当は面白くないでしょ?
人を喜ばせることが、人に喜んでもらうことがうれしいはずです。
そんな風に思います。
(2003/4/20:発行)
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