今回から事業計画を考えてみようと思う。本当にインターネットでお店を開くことでどのくらい時間と必要がかかるのか。運営していく上で夢物語やキレイごとが貫けるのかどうか。少し不安。。。
お店のコンセプトって
お店には雰囲気ってやつがある。まあ言ってみれば、「うちはこんなお店ですよ」って言える何かを持っていなくていけない。それがコンセプトであろうか。具体的に言うと次のようなものであろう。
・どんな商品を置くか
・誰が買いに来てくれるのか
・どんな特長があるのか
この3点は以前から考えている。今一度整理してみよう。
・どんな商品を置くのか |
生花とガーデニング用品
・花束
・アレンジ
・鉢
・ガーデニング用品 |
・誰が買いに来てくれるのか |
誰でも。。。 |
・どんな特長があるのか |
・安い花を多く取り入れる。3000円から5000円が中心。
・男性でも買えるように。もちろん女性も。
・なるべくメニューを多くして、商品をわかりやすくする。
(どんなものでも作りますというのは、顧客にやさしい反面、頼むほうが困ることになる気がする。普通の花屋さんはいいですけどね。。)
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資金はいくらかかるか
資金は初期コストと運用コストが必要です。
初期コスト
・インターネットのお店として初期コスト
・花材を加工するための道具などを最初に購入する資金
・広告などの費用
運用コスト
・インターネットのお店のランニングコスト
・アレンジ用品
・広告費用
インターネットでお店を持つには楽天市場の例などで考えたことがあった。
初期は5万円から15万円程度であろう。
花材加工用では10万円程度かな。
広告は無料でやりたいところだ。
ランニングコストも合わせて10万円ぐらいだろう。
最初の6ヶ月分を資金として
15万円+10万円×6ヶ月
合計:75万円
とりあえず100万円用意しよう。
販売予想金額
(※ここは当時の数字のまま出しておきます。それもなかなかおもしろいでしょ^^)
これは難しいのだが、日経ネットビジネスのインターネットユーザー調査から考えてみたい。(2003/5現在資料は存在しない。。)
現在のインターネットユーザー数は1600万人から2000万人と言われている。まあ、ここは1000万人くらいで考えて見よう。
(下の数字は98年12月のもの)
日経ネットビジネスによると
インターネットで買物をしたことがある人は45%
インターネットで買物をしたことはないが、今後買物をしたい人は28%
合計:1000万人×73%=730万人。
そのうち花や観葉植物を購入したことがあるひとは 2% である。
合計:730万人×2%=14.6万人
乱暴にいうと14万人の顧客がいる計算になる。
まあ、彼らは毎日買うわけでもないので、1年間に6万人(半分くらいの人)が買いに来る意思を持ってサイトを訪れると考えると。。。
月5000人、1日166人。9/10が「冷やかし」として、15人程度が購入するとしよう。
花の単価は平均4000円。
合計:60000円/日の売上となる。
月では180万円、年商2160万円だ。
少し、うそっぽくなってきたなぁ。。。
普通のお花屋さんでも年商2000万円はかなり難しい。
まあ、将来的にはそれくらいいくと楽天的に考えおこう(^^Y
仕入れは?
仕入れは注文があってからすると考えると売上予測から考えることとなる。
花のロス率は0に近いことを考えると、原価は5割と考えてみると、仕入額は月90万円。
じゃあ、収支は?
月単位に考えてみよう。
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開始当初
(最初の半年) |
それ以降
(調子に乗ったら) |
売上 |
90万円 |
180万円 |
原価 |
45万円+5万円 |
90万円+10万円 |
人件費 |
10万円 |
20万円 |
モール借り |
10万円 |
10万円 |
その他 |
5万円 |
10万円 |
合計 |
15万円 |
40万円 |
うーん、なかなか、難しいものだ。
僕の知り合いの花屋さんもこんな計画立てているのだろうか。。
インターネットってそんなに簡単じゃないぞーって声も聞こえてきそうだ。
厳しいことはよく知っている。人を集めることさえ難しいのに、ものを売るなんてもっともっと難しいことも。でもそれくらいの勢いを最初は持っていないと続けられない。この収支計画はきっとこの先変わっていくに違いない。。。上方に変わっていけば良いのだが。。。
次回は「会社とは」を考えみたい。
今週の花言葉:シャコバサボテン(冒険心)
(びわ)
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