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特別編 配送料について

配送料って無料にできる?

今回は特別編です。違う事を書きたくなってしまった。
日経ネットビジネス10月号に配送料・手数料について特集されている。インターネット本屋さんやCDショップを例に挙げて配送料・手数料を無料することについて書かれている。これは一昔前のマクドナルドのサンキュー(390円)セット(*注)現象に近いものがある。
(*注)マクドナルドのサンキューセットとはハンバーガーとポテトとドリンクで390円という当時では「価格破壊」という言葉をブームするくらいのことが起こった。マクドナルドに続いて、ロッテリアなどがサンパチセット(380円)等と言うセットを作り、自滅してしまって現在に到る。それに対してモスバーガーなどはセット販売や値下げなど一切行わず、商品の味にこだわった。その結果、現在でもマクドナルドと対抗するくらいの人気を保っている。

配送料・手数料について
前回、配送について書いたのであるが、配送料・手数料には触れていなかった。おそらく、近い将来インターネットと言う狭い業界の中で激しい競争とニッチな料金サービスで淘汰されていく店舗も出てくるだろう。

1.配送料無料化について
今、大きく取り上げられているのはセブンドリーム・ドットコムとeshoppingの提携により、本をセブンイレブン店頭で受け取りにした場合、手数料を無料にする事が発端となっている。どうやら、本やCDなどの定価販売のもの配送料や手数料を無料にすると売上が大きく伸びる事が分かったきたらしく、期間限定で手数料や配送料を無償化する動きがでてきた。大きくは顧客の囲い込み、つまり、リピータの獲得である。しかし、お店の裏事情はとても厳しい。ほとんどが物流(配送)にはお金がかかるからである。裏を返すと利益を薄くして、売上を延ばす計画である。しかしながら、顧客の反応はさまざまで、配送料無料化になった途端、購入してくれるが、無償化が終了するとある程度戻ってしまうからである。
しかし、世の中の時流に乗り、配送料を無償にせざるを得ないこともあるため、無理をしても無償化することになる。

2.花屋さんの場合
幸い、花屋さんでは送料を明示的に無償にしている店舗はない(と思う。僕が見た限りでは。ただし、商品によっては送料込みで販売している花屋さんもある)。花屋さんの入りにくい一つの理由が、料金が明確ではないところがある。リアルの店舗でもすべてのお花に価格が書いてあり、花束にするとプラスいくら掛かって、ラッピングするといくらかかるかなど、明らかにしているお店は少ない。インターネットだと必ず、送料も発生するのでさらに高くなった気がしてしまう。送料はお店によってまちまちであるが、500円から1000円が主流である。リンク集に掲載しているお花屋さんの配送料に一覧である。
日比谷花壇:800円〜
新宿花大:1100円もしくは850円
グランテール:送料を含む(2000の母の日ページから)
フラワースタジオフーヌ:近所は無償、その他1000円から1200円。もしくは送料込み。
あ、お花屋さん:550円から900円、一部送料込み
イイハナ・ドットコム:500円。一部送料込み
1st-Flowers.com:1000円

本やCDなどに比べると大きさが違うので送料が高いのは理解できるとしても、これほどまでにばらばらだとは購入するにも困ってしまう。しかし、5000円の花束を買って1000円の送料と消費税が入ると6300円になってしまう。どうしても納得できない気持ちが残るのは僕だけであろうか。基本的にはお花はギフト用途が多いし、金額も高めなのも仕方が無い気もするのでなんとなく支払ってしまいそうであるが、本当にそれで良いのか考えて見るのは必要であろう。

3.サービス料
もう一つはラッピング、花束にするための料金が良くわからないことである。
基本的に お花の料金+サービス料(技術料)+手数料(事務・配送手続き) が花束の値段である。
そこを明確にしている花屋さんは今のところ一つも無い。花束は機械で作るわけにも行かないのでもちろん手作りだ。お花の料金と技術料をグロスにせずにもっとオープンにすることができないものであろうか。しかし、オープンにしたからといって売れるかどうかは別の話である事を忘れないでいただきたい。ほとんどのインターネットの花屋さんでは注文があってから仕入れを行う事が出きるのでロス率をリアル店舗よりは減らす事が可能であろう。そのため、本当は安くなって当然なのである。しかし、現状ではそれほど安くはない(ところが多い。安いお花屋さんもたくさんある。念の為。。)。

また、勝手な事を書いてしまって、気を悪くした方はごめんなさい。

e-フラワービジネスの動き

愛知県は生産農家が多い事で知られている都道府県の一つである。そこに豊明という市場がある。その豊明市場がe-マーケットプレイスを始めたのである。以前に紹介したフラワーワイズの競合である。入会の条件などは明確ではないが、インターネットで取引する事ができる。注目なのは花卉市場が始めた事である。体質の古い業界にもかかわらず、その本体が動き始めたのは驚きである。今後注目したい。
URLは http://www.toyoake.or.jp
取引は http://www2.toyoake.or.jp

今日の言葉:「42キロを楽しんで走りました」
(シドニーオリンピック女子マラソン金メダリスト高橋尚子)
2000/9/26

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