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第3回 それぞれのお花屋さん

よねちゃんと花屋さん
「2つのお花屋さん」
よねちゃんは2つの花屋さんで働いている。1つは自宅の近く(仮に「びわ生花店」としよう)であり、もうひとつは僕の会社の近く(仮に「フラワーショップよね」にしよう)である。
そこで1年もの間たくさんの事を学んだらしい。
@立地
びわ生花店:住宅街でスーパーにほど近い。
フラワーショップよね:オフィス街。近くには大きなコンピュータ関係の自社ビルや証券・銀行などが多い
A客層
びわ生花店:昼間は主婦が主で、夜は男性が多い
フラワーショップよね:OLや会社員が主
B店の品揃え・売れ筋
びわ生花店:花苗、鉢物、仏花が主流
フラワーショップよね:雑貨を組み合わせたギフトが中心

C店長
びわ生花店:花に着いては素人のため、店員に任せきり
フラワーショップよね:花の経験はベテラン。

これだけ違う条件で働けばいろいろと苦労も多いし、学んだ事も多いとよねちゃんは言っている。
どちらがいいとか悪いではなく、いろいろなお花屋さんのやり方があり、何を目指していくかによって変わってくる。とてもおもしろい比較ができたと思う。

花業界とインターネット
さて、この連載を始めてから花業界ではいろいろな動きが出てきた。
特にインターネットを使っての動きが盛んになってきている。ここでは2つ最新の情報を提供しよう。

「日比谷花壇」の動き
業界No.1の日比谷花壇では昨年末にEC事業部なるものを社内に設置し、インターネットで生花、ガーデニング用品、花の学校「フラワーアカデミー」、ブライダルなどを売る事にした。今一番目が離せない企業のひとつである。
昨年は1億円の売上をインターネットだけであげているため、今年はもっと売れてくるだろう。
そんななか、先日もうひとつ事業計画を明らかにした。生花専門の電子モール「eflora」を2000年秋にたち上げるというのだ。生花小売店を組織化し、入会金無料で加盟店を募る。小売店が負担する金額は宣伝費用分担金の年間3万円とモール内での売上の7%の手数料である。初年度は3000店を目標とし、モール全体の売上は115億円を目指すらしい。決済の仕組みや電子商店の開設支援、電子メールによるアフターサービスなどのノウハウは提供してくれると言う事だ。
実は昨年から花業界を調べてきて、なんとか小売店の組織化をできないかなぁと考えた事があったが、花屋さん同士では仲がいいとも思えなかったし、組織化するノウハウや方法も見つからなかったので、誰にも言い出せなかった。
「eflora」での問題点は花材を日比谷花壇が現在の仕入先よりも安く提供してくれるかにかかってくる。加盟店にする事で、新たな得意先を簡単に開拓できるし、日比谷花壇全体の売上が上がるのである。
もうひとつの問題は花屋さんを3000店も集めたモールが売れるかである。日比谷花壇もインターネットで直販を行っているし、efloraに行けば、3000店も花屋さんがあるのだ。どう考えても過当競争は必至だ。
ただ、動きだけは注目していきたい。
詳しくは(日比谷花壇社

フラワーの「e-マーケットプレイス」
とうとう、注目のe-マーケットプレイス(インターネット上の仮想市場)が花卉業界に進出してきた。「ワイズシステム」というECのベンチャー企業が発表したのだが、98年から卸売りや仲買の8社で試験を繰りかえしてきて、2000年5月1日から本格的にオープンする事となる。その名も「FLOWERWIZE」。国の卸 、仲卸、農協、生産者、輸入会社、小売店、スーパーなども参加できるようにするということだ。サービス開始当初は買い手、売り手を合わせて約20社が取引する予定で。2000年度中には約400社の参加を見込んでいるらしい。
また、ネットを使って買い手が欲しい商品をリクエストして売り手が入札する逆オークションや、売り手が商品の販売情報を提供し、買い手が入札するオークションなどの機能を用意する。取引手数料は6%で、約10%徴収していた従来の卸売市場の半分程度に抑える。取引手数料や初期登録料のほか、売り手、買い手の双方から月額1万円のシステム利用料を徴収するという。
花卉業界は体質が古く、人による信用によって成り立っているところがある。その部分に最初は戸惑うかもしれないが、企業間での取引場が増えたと言う点ではメリットが出てくるのではないだろうか。

「小売店はそして。。。」
最終的に花を消費者に提供するのは小売店である。その小売店がまさに今変わらなければ行けないところまで来ているような気がしてじっとしていられない。顧客にどうサービスを付加価値として提供できるかわかっている人、顧客について常に考えている人だけが残っていけるのかもしれない。

ふー。真面目に語ってしまった。
次回は現在オープン中のお花屋さんを見ていく事にする。さて、今週は何の花を部屋に飾ろうかなあ。。

2000/4/16

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