びわとよねのインターネットでお花屋さんになろう
第1回 やってみようよお花屋さん
びわと花屋さん |
「花屋さんについて」
花に触れ始めてもうすぐ1年、インターネットで商売ができないかと考えつづけて早1年以上になる。お花を売るにはまだまだ未熟だ。そうして僕はあることを思いついた。僕がお花を造らなくても良いのだ。お花を造ってくれる人を見つければ良いのだ。そして、一緒に花屋さんをやる。その間に僕も花を勉強する。いつかは一人でできるようになれば。
「びわのこと」
僕は普通の会社員で33歳、妻と今年2歳になる可愛い娘もいる。
びわは僕の好きな馬の名前だ。好きな花はトルコキキョウ。会社の通勤にマウンテンバイクを乗ることも時々ある。音楽は昔バンドを数年やっていたため生活の一部になっている。職業はインターネット関係のSEとでもしておこう。要はお客さんに言われるままにホームページを作ることが商売である。
妻はとても臆病で今の生活を守ることで精一杯。会社を辞めたり、別の商売なんぞ始めようと言い出したりすれば、途端に貝のように口を閉ざすか、不安いっぱいの愚痴を毎日のように言い出すだろう。そんなわけで「花屋をやるぞ!」なんて口を避けても言えない。そうとは言え、少しずつでも口説いていかなければならないだろうな。
「どうして花屋さんなのか?」
実を言うと僕にもわからないのだ。ある日突然、お花屋さんが気になり始めたのだ。全く不思議だ。マウンテンバイクを買いたくなったときもそうだった。それは突然来るものなのだ。
あまり潔くは無いのであるが、自分が花屋をするには少し時間がかかりそうだし、会社員である以上別の仕事することも難しい。しかし、インターネットの商売がどれだけ難しいのか、どんな工夫や細工が必要なのか、そしてどれくらい売れるものなのか、試してみたい。そこで花屋を開くお手伝いか、花屋をやってくれる店長を探していた。
そんなに都合のいい人はうまい具合に現れるわけはないのだ。
しかし、それは突然やってきた。
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びわとよねちゃん |
本当は知り合いの花屋さん、もしくはお花のデザイン教室を開いている人を探せば一番早いのだろう。しかし残念ながら、僕の知り合いのその筋の人はHPを持っていたり、実際にインターネットでお花を売っているのだ。
僕は困った。
そして、ある日、よねちゃんに出会ったのである。
よねちゃんは23歳。僕が通っているお花の教室の花屋さんでアルバイトをしている女性である。はっきり言っておくが下心は全く無い。本名は「よね」と全く関係がなく、そこの店長が「あなたは”よね”がいい」と言って呼んでいるうちに定着したらしい。だから、僕も本名は知らない。
よねちゃんのことも紹介もするべきなのだが、別の機会にとっておくことにしよう。
あるときに思い立ち、花屋さんに行って、よねちゃんにインターネットに興味があるかどうかおそるおそる尋ねてみた。
「うーん、パソコン買おうと思っているんですよー。この間も見にいったばかりで。。。」
これはイケル。
「メールとかインターネットとかやってみたいし。友達も始めろって言うんですよー。」
「じゃあ、花屋さんをやるまでストーリーを演じてみませんか?」と僕。
「へー。おもしろそうですねー。でも、だれがやるんですかー。」
「文章は僕が書くけど。。」
「そりゃそうでしょうけど。」
「とりあえず、パソコンを買いましょうね。インターネットしましょう。」
「はい。」
というわけで、よねちゃんが僕のこの企画に付き合ってくれることになったのである。
ここから、僕とよねちゃんの花屋さんが始まった。
よねちゃんが「いやだ」と言い出さない限りは。。。 |
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2000/3/10 |
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びわとよねのお花屋さんになろう
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